2017年5月、現在首位を走る楽天イーグルス。その楽天にはセカンドとしてゴールデングラブ賞を3度も獲得した藤田一也がいます。そのセカンドにはかつて球界最低身長として注目され、プレーでも数々のファインプレーをした内村賢介がいました。実は内村賢介は藤田一也とのトレードで横浜に行き昨年、戦力外通告を受けプロ野球界からは姿を消してしまいました。育成で入団し楽天のレギュラーにまで登り詰めた内村賢介の今をご紹介します。
内村賢介のプロフィール
生年月日 | 1986年3月17日 |
身長 | 163cm |
体重 | 65kg |
出身地 | 東京 |
ポジション | 内野手(遊撃手) |
経歴 | 山梨学院大学付属高等学校⇒JFE西日本⇒石川ミリオンスターズ⇒楽天イーグルス⇒横浜ベイスターズ |
内村賢介のプレーの特徴は?
まずは彼のプロ野球での通算成績を見てみましょう。
NPB8年 |
試合 |
打数 |
安打 |
盗塁 |
打率 |
出塁率 |
|
596 |
1384 |
340 |
100 |
.246 |
.309 |
50mを5.7秒で走る俊足であることからプロ8年間で100盗塁の結果を残しています。またその俊足を生かし楽天に入団してからスイッチヒッターとなり内安打を量産しました。そして8年間の通算ホームランはなんと1本だけなのです。ちなみにそれはランニングホームランでしたのでプロ野球8年間ではオーバーフェンスのホームランは打てなかったということになります。
ですが彼の特徴は、その守備力です。2010年、1試合でどれだけアウトにしたかを示すレンジファクターという指標があるのですが、その指標で内村賢介は6点台を記録しました。これは2013年の藤田一也選手が5.65であることがわかるように非常に高い数字です。守備範囲が広くかつ、しっかりアウトにできる選手ということでチームにとって非常に重宝されました。
気になる現在は?
現在、内村賢介は東京のクラブチーム「REVENGE99」に所属しており、硬式野球を続けております。しかし、クラブチームであるため当然働かなくてはなりません。ですので(株)ジェイファームコーポレーションという加圧美容健康サロンを企画、運営、販売している会社で働きながら野球を続けております。戦力外になってから間を空けずに入団したため、現役バリバリの働きを見せています。2017年5月に行われたクラブ選手権東京一次予選では2番ショートとして活躍しチームの準優勝に貢献しています。そして打率もなんと.412の成績も残しています。いくらクラブチームとはいえ、この結果はさすがです。
まとめ
楽天、横浜で守備の要として活躍した内村賢介について説明してきましたがいかがだったでしょうか。恐らくNPBはもう目指していないとは思いますが体が動く限りはクラブチームで活躍してくれることでしょう。一緒にプレーしている選手は良いお手本がいて羨ましいですね。クラブチームの試合は無料で観戦できます。ですので元プロが多く所属する東京のクラブチームの試合を是非、観に行ってみてはいかがでしょうか。
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