京都といえばたくさんの観光地があり、清水寺、金閣寺、銀閣寺は超有名ですね。
そんな超有名な観光地に匹敵する知名度を誇る高校と言えば、皆さんご存知「龍谷大平安」!
春夏合わせて甲子園出場回数はなんと73回!
この出場回数はもちろん1位です。
さらに、甲子園通算勝利数は99勝と100勝に王手をかけています。
しかし、京都の高校野球は龍谷大平安だけではないんです。
目次
京都府の近年の強豪校9選
それでは京都の強豪校を紹介していきます。
・龍谷大平安
言わずと知れた京都の強豪校です。
京都の高校野球界のトップに君臨し、甲子園と言えば龍谷大平安!と言っても過言ではありません。
2014年の選抜で優勝、2016年の選抜ではベスト4と全国でも強さを発揮しています。
毎年、京都大会の優勝候補の本命として新聞でも取り上げられ、間違いなく京都でNo.1の高校です。
平安ボールパークという両翼100メートル、中堅120メートル、外野は人工芝という高校野球では考えられないグランドを持っています。
・福知山成美
2006年の甲子園大会でベスト8に入って以来、龍谷大平安とはライバル関係にあります。
京都大会では両校がぶつかる試合は「事実上の決勝戦」として取り上げられ、常に球場はほぼ満員です。
しかし、あと1歩のところで龍谷大平安に及ばないことが多く、京都ではNo.2の高校という印象です。
少しヤンチャな選手が多いかな~と言った印象はあるものの部員数は100人を超え、毎年壮絶なレギュラー争いをしています。
・京都翔英
京都内では強豪校として知られていますが、全国での知名度はいまひとつ。
しかし、その実力は本物で全国でも1、2を争うレベルの近畿大会で結果を残しています。
安定した強さはあるものの、勢いがなければ上記の強豪に勝つことができない印象です。
戦力自体は申し分ないのですが、あとはメンタル面が足りないのでしょうか?
プロを意識していたのかエースナンバーは18でした。(現在は違うようです。)
・京都成章
春2回、夏2回と甲子園出場回数は少ないものの、常に優勝を狙える実力はあります。
2000年より前の話になるのですが、1998年の甲子園大会決勝で”平成の怪物”こと、松坂大輔投手(現ソフトバンク)の前にノーヒットノーランで敗れたことで有名になりました。(名誉なことではありませんが・・・)
・京都外大西
2005年に準優勝したことで一躍全国的に有名になりました。
その時に、1年生投手の本田拓斗選手が大会を通じて好投したことでスーパー1年生現る!ということでも注目を集めました。
その後も選抜、甲子園に出場したのですが1勝しかできていません。
部員数は毎年100人近くいます。
・鳥羽
鳥羽高校は実は甲子園大会初代優勝校なんです。(当時は京都二中)
2000年に選抜出場しベスト4、同夏の甲子園では1勝をあげています。
そこから甲子園に遠ざかっていましたが2015年に出場した際に2勝をあげ、復活を果たしました。
京都の公立高校としては№1の強さです。
・立命館宇治
2000年に入ってから、2004年選抜、2010年選抜、2015年選抜と3回とも選抜に出場しています。(1勝もしていませんが・・・)
京都内では安定した強さを持ち、格下相手には確実に勝つ印象があります。
しかし、逆に言えば格上に対しては勝てません。
「りつうじ」の愛称で親しまれています。
・東山
京都のオールドファンからは絶大な人気を誇っています。
2000年に入ってからは2002年の1度しか甲子園には出場していませんが、京都内ではベスト8には入ってくる強豪校です。
ちなみに、グランドは甲子園と同じ土を使用した良いグランドを持っています。
お笑い芸人のレッド吉田さん(控え投手として甲子園出場)の母校ということも高校野球ファンの間では有名です。
・塔南
甲子園出場経験がないため全国的な知名度は0に等しいです。
しかし、2010年には秋季大会で優勝し、近畿大会に出場するほどの実力を持っています。
2011年にはプロ野球選手、駒月仁人(現西武ライオンズ)を輩出しており、実力選手も集まってきています。
ベスト8、4に入る力を持っています。
以上9校を強豪としてあげましたが、古豪と言われる高校も多く京都の高校野球ファンは古豪復活にも期待を寄せています。
その中でも龍谷大平安高校は昔から京都№1であり続けているということは球児、高校野球ファンから愛され続けているということではないでしょうか。
2017年秋以降の京都府を牽引する選手達!
それではここからは2017年秋以降の京都を盛り上げてくれるであろう注目選手たちを紹介していきます。
龍谷大平安 松田憲之朗(2年、野手)
2年生ながら、名門龍谷大平安のクリーンアップを打つ右の長距離砲!
ゆったりとした構えに大物感を漂わせます。
動画は1年生の秋にホームランを打った時のものです。
龍谷大平安 島田直哉(2年、投手)
大きく足を上げるダイナミックな投球フォームから勢いのある直球を投げ込みます。
荒々しさはありますが、個人的にはそこに魅力を感じます。
動画は春の近畿大会の対彦根東(滋賀)戦です。
2000年〜現在までの京都府の夏の甲子園出場校
それではここから夏の甲子園出場校を見ていきましょう。
・2000年(82回大会)鳥羽(5回目)
・2001年(83回大会)平安(28回目)
・2002年(84回大会)東山(4回目)
・2003年(85回大会)平安(29回目)
・2004年(86回大会)京都外大西(6回目)
・2005年(87回大会)京都外大西(7回目)
・2006年(88回大会)福知山成美(2回目)
・2007年(89回大会)京都外大西(8回目)
・2008年(90回大会)福知山成美(3回目)
・2009年(91回大会)龍谷大平安(30回目)
・2010年(92回大会)京都外大西(9回目)
・2011年(93回大会)龍谷大平安(31回目)
・2012年(94回大会)龍谷大平安(32回目)
・2013年(95回大会)福知山成美(4回目)
・2014年(96回大会)龍谷大平安(33回目)
・2015年(97回大会)鳥羽(6回目)
・2016年(98回大会)京都翔英(初)
2004年~2008年は京都外大西と福知山成美の2校が競い合う感じでしたが、やはり龍谷大平安がそれを許さないと言わんばかりに、立ちはだかりました。
この表を見て分かる通り、龍谷大平安は常に安定した強さを持ち続けていますね。
龍谷大平安を倒さない限り甲子園出場はないですね。
こぼれ話 夏の平安?
夏の甲子園は33回出場、59勝30敗、圧倒的な強さです。
それに対し春は40回出場、40勝39敗1分、と夏に比べると大きく劣ります。
さらに言えば春は17回も初戦敗退しています。(ちなみに夏は8回)
この成績により高校野球ファンの間では「夏の平安」と呼ばれています。
とは言うものの、春夏通算99勝は中京大中京の133勝に次いで2位の勝利数です。
別に春に弱いと言っても優勝しているわけですし、私からしてみれば平安に夏も春も関係ないと思います。
私の出身県なんて下から数えたほうが早いんですから・・・
そんなことはどうでもいいとして、平安が春夏通算100勝を達成するのは時間の問題ですね。
一高校野球ファンとしてその瞬間はぜひとも球場で味わいたいものです。
まとめ
京都は絶対王者、龍谷大平安をいかにして倒すか、ということがカギになります。
近年、京都は夏の甲子園大会ではかつての強さはないものの1、2回戦を勝ち抜く力を持っているのでまた夏の甲子園を盛り上げてくれることは間違いないでしょう。
新たな京都の名門が現れるのか?それとも龍谷大平安がトップであり続けるのか?
京都の高校野球から目が離せません。
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