2017/07/28

【高校野球】富山県の近年の強豪校10選【超波乱】

 

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どうもこんにちは。

高校野球に全てを捧げた男が各都道府県の強豪校を紹介していきます。

今回紹介するのは富山県です。

富山県?強豪校って・・・どこ?という質問をよく受けます。

なぜ富山県の高校が浮かばないのか?その答えは恐らく、全国で勝てないイメージが強いからです。

実際に富山県は春の甲子園ではベスト4が最高、夏の甲子園はベスト8が最高で、さらに言えば夏の甲子園に至っては唯一全国でベスト4以上がないのです!

か、悲しすぎる・・・

しかし、近年では徐々に全国でも通用するレベルに上がってきています。

テレビで見ていても近年の富山県代表の選手たちは体格が良くなってきていることを感じます。

これまでは富山代表の選手たちは線が細く、見た目だけで負けていました。

それが今では見た目も良く、ユニフォームのピチピチ具合も他府県の選手に引けを取りません。

そんな成長著しい富山県の強豪校を紹介していきます!


富山県の近年の強豪校10選!

では、富山県の強豪校を紹介していきます!

あくまで私個人の意見であり、賛否両論あると思いますが、ご了承ください。

強豪校といっても特に決まった定義があるわけでもないので、2000年以降の成績や私自身の高校時代に対戦した時のイメージなども含めて選ばさせてもらいました。

 

・富山商業(公立)

守り勝つ野球、確実なバント攻撃、これぞまさに高校野球!というような戦い方をするチームです。

2014年には全国屈指の左腕、森田君の投球が光り甲子園の3回戦まで勝ち進みました。

その結果からも分かるように、投手力に関しては常に県内トップクラスを誇ります。

打撃は単打、バント、など着実に1点を狙うというスタイルです。

ハッキリ言って派手さはないのですが、総合力が高いので競り合う試合での勝ち方を知っているチームです。

襟付きのユニフォームは県内では珍しく、個人的には好きです。

 

・高岡商業(公立)

センスを感じさせる選手が毎年多く、守備、打撃ともに目にとまる選手が1人、2人は必ずいます。

富山商業との商業対決は昔からライバル対決として注目度が高く、球場内に入れない観客が球場の外から見るほどの好カードです。

オールドファンが多く、県内での人気は間違いなくNo.1です。

しかし、甲子園の出場回数は多いものの、なぜか勝てません。

その為、影では「内弁慶の高岡商業」と呼ぶ人もいるとかいないとか・・・

2015年には甲子園でオコエ瑠偉を擁する関東第一に10-12で敗れましたが、その戦いぶりは素晴らしかったです。

 

・富山第一(私立)

今、富山県内では最も旬のチームと言えるでしょう。

常にベスト8、4までは毎年来ているチームなのですが、ここ5年程の間でベスト8、4の壁を完全に打ち破れるチームになりました。

今後、富山県と言えば富山第一と言われる時代が来ると思います。

とにかく打撃力が凄まじく、派手さのあるチームです。

甲子園でもその打撃はとどまることなく、2013年の甲子園大会ではベスト8まで進み、3試合全てで2桁安打を記録しました。

 

・新湊(公立)

全国での知名度で言えばNo.1です。

と言うのも1986年の選抜大会で下馬評を覆し、次々に優勝候補を倒し、ベスト4まで進み「新湊旋風」として全国にその名を轟かせたからです。

2011年には甲子園に出場し甲子園最多出場を誇る龍谷大平安を撃破しました。

特に応援が有名で、甲子園の常連校ですらも圧倒するほどの応援力?を持っています。

 

・砺波工業(公立)

毎年、ベスト16、8には来るイメージのある高校です。

小柄な選手が多く、ズバ抜けた投手力も打撃力もないですが、それぞれが平均より高いレベルという印象です。

2010年に甲子園初出場を果たしました。

その際、甲子園の1回戦で兵庫の名門、報徳学園と戦い、2-3と惜敗。

最後まで攻めたが、あと一歩届かずという試合でした。

 

・富山国際大付属(私立)

2011年に富山大会準優勝を果たしてから、着実に力を付けて来ています。

それまでは、あまりパッとしないチームでしたが、今は常にベスト8に入るレベルに来ています。

まだ打撃力も投手力もどっちつかずの状態で、チームカラーが定まっていない感じです。

 

・桜井(公立)

2007年に元ソフトバンク藤井選手を擁し、甲子園に出場しました。

毎年、良い選手はいるのですが活かしきれていない印象です。

個々のレベルは毎年高いのですが、何故かベスト8、4以上にはなかなか上がれていません。

 

・氷見(公立)

こちらも桜井高校に非常に似ていて、個々のレベルは高いのにベスト8、4止まりといったチームです。

選手自体は毎年身体能力が高いのですが、粗さが目立ち、勝つ時はコールド、負ける時もコールドという大味な野球をします。

見ている方にしては非常に面白いです。

 

・富山工業(公立)

部員数は毎年のように富山県一を誇ります。

2012年に甲子園初出場を果たした時は破壊力バツグンの打撃力でした。

ですが、守備面にもろさがあり、甲子園では1回戦の宇部鴻城との試合ではエラーから失点し、サヨナラ負けという結果でした。

 

・高岡第一(私立)

富山県内の私立校としては2000年代前半は頭一つ抜けていました。

ですが、富山第一、富山国際大付属が実力を付けて来てからはガクッと戦力が落ちました。

攻撃面、守備面ともに毎年ムラがあり、ハマった時は上位まで行くのですが、ダメな時は1回戦で格下相手にも負けるなど、全く読めないチームです。

 

以上10校が私なりに甲子園へ最も近い高校だと思っています。

しかし、今まで野球に力を入れていなかった高校も選手を集め始めるなど、富山県は全体的に野球熱が高まりつつあります。

今後、強豪校と言われる高校の入れ替わりが激しくなりそうです。

 

2017年の富山高校野球を牽引する有力選手達!

ではここからは、2017年の富山高校野球を牽引するであろう注目選手を紹介していきます。

なかなか富山県からプロへ行けるレベルの選手は少ないのですが、後々大学、社会人野球に進みプロへ行く可能性を秘めたダイヤの原石は存在しています。

 

富山第一  森 圭名

間違いなく2017年の富山No.1投手!

140キロ代を超える直球は威力充分。

直球で三振を取れる投手です。

ただ、コントロールに難があり、球威で抑えている感じがするので、コントロールを磨くことができれば全国の舞台でも大きく活躍できそうです。

動画は2016年の2年生時に甲子園で登板した時のものです。

 

高岡商業  筏 秀生

2年生ながら高岡商業のクリーンアップを任され、選抜ではレフトにホームランを打ちました! 

小柄ではありますがパンチ力は魅力です。

まだ来年もあるので、この一年の成長次第ではプロも注目するレベルになる可能性は大です。

成長を見届けたい選手です。

動画は盛岡大付属とのハイライトになりますが、筏君のホームランから始まります。

 

高岡商業  伏見 拓真

長身のプロ野球選手を手本とするため、阪神で活躍している藤浪選手を意識したフォームだそうです。190センチの長身から投げ下ろす直球は130キロ代中盤ですが、キレがいいです。

もう少し球速が上がれば角度がある分、打者に恐怖感を与えられると思います。

動画は2016年の11月に行われた奈良、智弁学園との強化試合の時のものです。

 

高岡商業  土合 伸之輔

 バランスがまとまった選手という印象を受けます。直球、変化球ともにキレのいい球を投げます。

県内では間違いなくNo.1左腕だと思いますが、何か物足りなさを感じてしまいます。

何か一つ、ウイニングショットとなるような変化球が身につけられれば全国でも注目される程の左腕になれる逸材ではあると思います。

動画は2016年11月に行われた奈良、智弁学園との強化試合です。

 

2000年以降の夏の甲子園出場校をまとめました。

 

・2000年(第82回大会)富山商業(12回目)公立

・2001年(第83回大会)滑川(2回目)公立

・2002年(第84回大会)富山商業(13回目)公立

・2003年(第85回大会)富山商業(14回目)公立

・2004年(第86回大会)富山商業(15回目)公立

・2005年(第87回大会)高岡商業(15回目)公立

・2006年(第88回大会)福岡(初)公立

・2007年(第89回大会)桜井(4回目)公立

・2008年(第90回大会)高岡商業(16回目)公立

・2009年(第91回大会)南砺福野(初)公立

・2010年(第92回大会)砺波工業(初)公立

・2011年(第93回大会)新湊(5回目)公立

・2012年(第94回大会)富山工業(初)公立

・2013年(第95回大会)富山第一(初)私立

・2014年(第96回大会)富山商業(16回目)公立

・2015年(第97回大会)高岡商業(17回目)公立

・2016年(第98回大会)富山第一(2回目)私立

 

富山予選は毎年50校前後が参加し、全国的に見ればやや少ない方です。

シード校なら4勝、そうでない高校は5勝で甲子園出場となります。

クジ運が良ければ上記にあげた高校はもちろん、大会前の注目高校にあげられていない高校でもベスト8に残るなんてことは良くあります。

ベスト4となると厳しい戦いになりますが、それはどこの県でも同じです。

しかし、2009年〜2013年にかけては2011年の新湊を除き、実に4校が初出場という波乱の時代でした。

特に2009年の南砺福野の甲子園出場は本当に衝撃でした。

なんせ毎年1回戦敗退の高校、それもメンバーは中学時代には無名の選手達、硬式を手に取るのも初めて、とまさに漫画の世界でした。

「それは言い過ぎだ!」と思う方もいらっしゃると思いますが、実際、富山県内では南砺福野が3回戦あたりに進んだ時点で「え!!南砺福野が3回戦!?珍しい・・・」というざわつきが起こっていました!

その後の2014年〜2016年は富山商業、高岡商業といった古くからの名門校、ベスト4の壁を破り完全に名門校の仲間入りを果たした富山第一の3強時代に成りつつあります。

ですが、初出場が連続で続くなど近年の富山県は本当にどこの高校が甲子園に出るか分かりません。

ですから、富山県は超波乱を起こす魔物が住む県なのです。

こぼれ話 富山は公立が強い

2000年以降の甲子園出場校を見てもらえば分かると思うのですが、私立高校で甲子園に出場したのは富山第一だけなのです!

さらにさかのぼっても私立高校で甲子園に出場したのは75回大会(1993年)の不二越工業だけなのです!

つまり、夏の甲子園に出場した私立高校はこの2校しかないんです。公立高校の方が断然、強いです。

他府県からしてみれば信じられないことだと思います。

昔から富山は高岡商業と富山商業の2校が絶大な人気を誇り、今でもその人気は衰えることなく、球児たちの憧れの高校であり続けているんです。

 


まとめ 富山県の高校野球が面白い訳

私立よりも公立校の方が強いということは、他府県から選手を集めることなく、地元富山県の球児たちが活躍しているところが1番大きいです。

他府県から来ている選手だと、「何中学出身?聞いたことない名前だな〜」となるのですが、県内出身の選手だと、「俺の母校(中学)だ!この選手は友達の弟だから応援しよう!」

というように選手への親近感が湧き、自然に高校野球に引き込まれるんです。

そこが1番の面白い理由ではないでしょうか?

予選に行くのは必ずしも強い高校を見に行く、プロ注目選手を見に行くわではないんです。

自分の母校、友達の兄弟、親戚が出ているなど、人の繋がり、地域の繋がりが自然と人々を球場へと誘っているのかもしれません。

今後も富山の高校、選手たちに大きなエールを送りたいと思います。

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