大谷翔平、二刀流への最後の議論。

 

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日本ハム・大谷翔平の周りが騒がしくなっている。5月に入り,レンジャーズからジョン・ダニエルズGM,カブスからセギノール国際スカウトが相次いで2軍の鎌ヶ谷市の球場を訪れて,様子を注視した。まだ交渉ができる段階ではなく,“接触”も許されないため,本当に“ただ見るだけ”である。それでもメジャー2球団が2軍のグラウンドに現れた。本格的に今季終了後でのポスティングでの獲得へ動いていると考えてまず間違いないだろう。


大谷翔平、二刀流への最後の議論。

左太もも肉離れのけがで離脱中の大谷翔平。彼はメジャーへ渡っても二刀流を続けることができるだろうか。答えはノーであると私は考える。ポスティングでの移籍となると,多額の資金が動くことになる。そうなると,ケガのリスクが高まる二刀流をメジャー球団がやらせるとは思えない。せいぜいファンサービス程度の代打ぐらいであろう。今回のケガで,余計にメジャー側は二刀流の選択肢を排除することになっただろう。

 

そうなると,今が「大谷は投手か,野手か」の最後の議論の場になるかもしれない。それと同時に,もしかすると大谷が自分でどちらかを選べる最後のシーズンになるかもしれない。

 

おそらく,メジャー側の多くの球団は投手としての契約を目指すだろう。昨シーズン,投手として10勝 防御率1.86 ,野手として本塁打22本 打点67 打率.322。どちらも素晴らしい成績を残した大谷だが,日本人野手はメジャーでは活躍できていない。イチロー,松井に続くスターは現れなかった。3割近い打率と高い出塁率を誇り,毎年どこかで出場機会を得ている青木など,渋い働きを続けた日本人野手は存在する。しかし大谷を獲得するために費やすビッグマネーから求めるのは看板選手になりえる選手である。残念ながら,WBCでも日本人野手はアメリカの地では活躍できなかった。大谷が日本人離れしているといっても,野手でとるにはリスクが大きすぎる。WBCに野手として出場して抜きんでる活躍をしていたら話は違ったかもしれないが,それもできなかった。

 

しかし個人的には,野手・大谷翔平を見たい。1つは,メジャーリーグでの日本人野手の大活躍がもう一度見たいということ。イチロー,松井は本当に偉大な活躍をした。だからこそ,現状の日本人野手事情に寂しい感情を覚えるのも事実だ。だからこそ大谷にその期待をかけたい。

 

もう一つ,私は投手・大谷翔平は日本人トップだとは思わない。真っすぐと変化球の質はダルビッシュの方が上だと考えるし,「勝つ」能力は田中将大,コントロールと精度,試合を安定して作る能力は岩隈や黒田の方が上だと思っている。しかし,野手としては歴代でもナンバーワンになれると思っている。山田哲人のようにスイングが速く,いい時の筒香のように広角に強い打球を打てる。それでいて肩も強く,実は足も速い。それこそ,野手に特化したトレーニングを積めばメジャーで3割・30本・30盗塁・100打点を達成し,ゴールドグラブ賞を獲得できるような可能性を秘めたポテンシャルを持っていると思う。

 

はっきり言って妄想だ。しかし,プロ野球選手に夢を見て何が悪い。もしかしたら,と思わせるところに大谷のすごさはある。逆に大谷がダメなら諦めもつくというものだ。

 

だから,大谷選手。二刀流が見られなくなるのは非常に残念だけど,メジャーに決められる前に,復帰したら野手に専念しませんか?

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