【高校野球】石川県の近年の強豪校6選【御三家】

こんにちは! 

今年の夏も暑いですが、高校野球はもっと熱いです!

石川県といえば、加賀百万石の前田利家で有名ですね。

今の石川県の高校野球はまさに加賀百万石に等しい勢力を持って、全国でも堂々とした戦いを繰り広げています!

今回はそんな石川県の強豪校を紹介します。

 

石川県の近年の強豪校6選!

それでは早速、私の主観だけで選んだ石川県の強豪校を紹介していきます。

石川県は私が高校時代によく遠征で行った事があります。

なので、ほとんどが私の体験を元に、当時の印象で決めている高校が多いです。

「お前の感覚はズレている!」「いや、数年で石川県の強豪校は変わってる」なんて言いながら読んでください。

 

・星稜

星稜高校は巨人、ヤンキースで4番を打った実績もある、「日本の4番”ゴジラ松井”」こと、松井秀喜選手の母校で有名ですね。

私は何度か星稜高校と試合をした事があるのですが、とにかく強かったです。(私の母校が弱かっただけかも・・・)

球児達から絶大な人気を誇るため、他府県からの実力選手も多く集まっています。

当時、プロ注目選手と対戦したことがあるのですが、やはりプロに注目される選手は違いますね。

投手はマウンドに立つ姿を見るだけで大きく感じますし、打者は深い守備位置にいても近く感じます。(打球が凄まじいので、来るな!って思ってました笑)

選手層の厚さもあり、常に石川県ではトップの実力です。

 

・金沢

鮮やかな水色のアンダーシャツにソックスは金沢カラーですね。

2011年には現楽天の釜田投手を中心に、3回戦まで勝ち進みました。

特に、2回戦の聖光学院戦は現阪神タイガースの歳内投手と釜田投手の投げ合いということもあって全国が注目する試合でした。

結果は釜田投手が投げ勝ち、聖光学院打線を2点に抑えました。

常に優勝候補に挙げられ、北信越大会でも勝ち抜く力を持っています。

最大の特徴は、その年によって、バッティングが売りだったり、投手を中心に守り勝つ野球をするなど変幻自在なチーム作りができるところです。

 

・遊学館

2002年に甲子園初出場ながら元阪神タイガースの小嶋投手を中心にベスト8の活躍を見せ、世間を賑わせました。

その後も星稜、金沢と甲子園争いを繰り広げ、今では石川御三家と言われるようになっています。。

実は私、遊学館との対戦経験もあるのですが、3年の6月というメンバー争いの真っ只中ということもあり、主に出場していたのは主力選手ではなくベンチ入りギリギリの選手達でした。

しかし、それでもやはり強い!

試合中はホームランを打っても喜ばないし、ファインプレーが出ても表情を変えずに淡々とプレーをしていて、さらに父兄達も一切騒がない。

グランド内だけでなく、グランド外でもピリピリした雰囲気が漂っていました。

その異様な光景から、これが強豪校のメンバー入りをかけた最後の争いなのか!と圧倒される自分がいました・・・汗

 

・日本航空石川

2009年に甲子園初出場を果たしてから、着実に力をつけており、優勝争いに絡んでくるチームです。

上記にあげた3校と比べるとやや力は劣るものの、常にベスト4、8に入ってきます。

春季大会や秋季大会でも準決、決勝まで進むのですが、上記3校の前に敗れています。

あと1歩力を付ければ、石川4強と呼ばれるようになりそうなチームです。

 

・小松大谷

全国ではほとんど知られていないかもしれないですが、北陸では強豪として知っている人も多いです。

しかし、2014年の石川大会決勝で全国でも一躍有名になりました。

というのも、星稜相手に9回8点差で勝っていたのですが、9回裏、星稜最後の攻撃で9点を取られてまさかの逆転サヨナラ負けを喫したのです。

この悔しい試合で有名になったものの、これが決勝でなければ星稜相手に7回コールドで勝っていたかもしれない力を持ったチームです。

まぁ、タラレバの話しですが・・・

 

・金沢商

こちらも小松大谷同様、全国的な知名度は低いです。

2010年以降に力を付け始めた印象です。

春季大会や秋季大会で決勝まで進むものの優勝にはなかなか届いていません。

北陸では「きんしょう」の愛称で親しまれています。

 

 

2017年秋以降の石川県を牽引する選手達!

それではここから2017年秋以降の石川県を牽引するであろう選手達をご紹介していきます。

メモの準備をお忘れなく!

 

星稜 竹谷理央(2年、投手)

 

MAX139キロの直球が最大の武器。

高校1年の春に北信越大会で敦賀気比戦に登板し好投しました。

動画を見た印象としては緩急を使って抑える感じでした。

 

日本航空石川 上田優弥(2年、野手)

 

左の長距離砲!

2年生ながらすでに高校通算20本を達成しています。

飛ばす力は魅力です。

 

2000年〜現在までの石川県の夏の甲子園出場校

・2000年(82回大会)小松工(2回目)

・2001年(83回大会)金沢(9回目)

・2002年(84回大会)遊学館(初)

・2003年(85回大会)金沢(10回目)

・2004年(86回大会)遊学館(2回目)

・2005年(87回大会)遊学館(3回目)

・2006年(88回大会)金沢(11回目)

・2007年(89回大会)星稜(15回目)

・2008年(90回大会)金沢(12回目)

・2009年(91回大会)日本航空石川(初)

・2010年(92回大会)遊学館(4回目)

・2011年(93回大会)金沢(13回目)

・2012年(94回大会)遊学館(5回目)

・2013年(95回大会)星稜(16回目)

・2014年(96回大会)星稜(17回目)

・2015年(97回大会)遊学館(6回目)

・2016年(98回大会)星稜(18回目)

 

2000年の小松工と2001年の日本航空石川以外、全て星稜、金沢、遊学館の3校しか甲子園に出ていません。

完全にこの3校が石川御三家として石川の高校野球をリードしているんだということがよく分かります。

甲子園に出るためには石川御三家を倒さなければまず甲子園はない、といった感じですね。

 

こぼれ話 星稜は名勝負製造高校!? 

 

・1979年、第61回大会「箕島対星稜、延長18回の大熱戦!」

延長16回の表に星稜が1点を勝ち越しその裏、箕島の攻撃は2アウト。

森川選手の打球はファーストへのファウルフライ!その瞬間、誰もが星稜の勝ちを確信しました。

しかし、ファーストの加藤選手が土と人工芝の間に引っかかり転倒してしまう。

そしてその直後、命拾いした森川選手がなんと同点ホームラン!

試合は延長18回まで続き、最後は箕島、上野選手のサヨナラヒットで4-3箕島が勝利を収めました。

 

・1992年、第74回大会「松井秀喜、5打席連続敬遠!」

対明徳義塾戦で4番松井秀喜選手は5打席連続敬遠されました。

その結果、松井選手は明徳戦で1度もバットを振ることなく甲子園を去りました。

試合結果を見れば、松井敬遠策は完全に成功した形にはなりました。

しかし、「こんなの高校野球と言えるのか?」という声が多く、今でも甲子園の時期が来る度に賛否両論の声があがっています。

 

・2014年、第96回大会、県予選「9回8点差の大逆転優勝!」

石川県大会決勝の対小松大谷戦、9回8-0星稜最後の攻撃で奇跡は起きました。

四球とタイムリー3ベースで1点を返し、続くバッターもライト前へタイムリーヒット!

振り逃げで2、3塁となり、さらに2点タイムリーで8-4!

そしてエースの岩下選手(現千葉ロッテマリーンズ)が2ランホームランを放ち8-6!

まだノーアウト。

続く打者はファーストフライで1アウト、しかし次の打者が2ベースヒットで1アウト2塁。

さらに、センター前ヒットで1アウト1、3塁。

ショートゴロ、ゲッツー崩れの間に1点を返し、8-7として2アウト1塁。

四球で1、2塁の場面からタイムリーヒットでついに同点!

なおも2アウト2、3塁で一打サヨナラの場面。

打席には5番の佐竹選手、高めの球を振り抜き打球はレフトの頭上をはるかに越え、サヨナラの3塁ランナーがホームイン!!

ついに星稜は8点差をひっくり返し、劇的なサヨナラ勝ちで甲子園出場を決めました。

 

まとめ

石川県の高校野球は星稜、金沢、遊学館の御三家を破らなければ、甲子園出場は不可能と言っても過言ではない状態です。

この3校を破るには並大抵の努力では無理でしょう。

本気で高校野球に命をかけなければ石川県の頂点に立つことはできないでしょう。

 

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