【高校野球】長野県の近年の強豪校7選【下克上】

こんにちは!

今回紹介するのは「牛に引かれて、善光寺参り」で有名な観光名所善光寺がある長野県です。

長野県と言えば、善光寺よりも松商学園の方が有名ですよね!

夏の甲子園出場回数はなんと35回!

松商学園さん、少し出過ぎではないかい・・・笑

しかし、近年では松商学園の1強時代に待ったをかける高校が現れ始めています。

長野県の近年の強豪校7選!

それでは早速、松商学園の勢いを止めるべく現れた強豪校達を紹介していきます!

 

・松商学園(私立)

長野の高校野球の横綱と言えば松商学園!

高校野球ファンなら誰もがそう言うでしょう。

毎年安定した力を持ち、常に上位にいます。

しかし、長野県内では無類の強さを発揮するのですが、甲子園の舞台では影を潜めています。

さらに近年では2008年を最後に甲子園出場から遠のいています。

それでも夏の甲子園35回出場というのは強豪校の証しです。

 

・佐久長聖(私立)

常に甲子園へ手の届く位置にいながら松商学園という厚すぎる壁に弾かれていました。

印象としては、毎年北信越大会に出場する北信越大会常連校といった感じです。

ですが近年は松商学園の壁に穴を開け、夏の甲子園に出場し、今は綱取りも狙えるレベルの大関といった感じです。

松商学園を引きづり落とそうという意欲がひしひしと伝わってきます。

個人的に「佐久長聖」という名前の響きが好きです。

 

・上田西(私立)

こちらは近年、猛烈な勢いで力をつけてきている学校です。

私は高校時代に対戦したことがあるのですが、当時はごくごく普通のレベルの高校といった感じでした。

なので2013年の初出場の際は「たまたま出れたのかな〜」と思いましたが2015年の2回目の出場を見た時に、強豪校の雰囲気を感じました。

大関に昇進したばかりと言ったところでしょうか。

 

・長野日大(私立)

2009年に甲子園初出場ながら、栃木の名門「作新学院」、奈良の名門「天理」といった甲子園優勝経験のある高校を破りました。

当時は長野に新星現る!という感じで賑わっていました。

その後も長野大会では良い成績を納めています。

 

・地球環境(私立)

名前を聞くと、「地球に優しい学校!」というイメージで戦いには全く無関心な感じがします。

しかし、そんなイメージは何処へやら、2012年には選抜出場を果たしています。

帽子に水色の刺繍で入った「EARTH」の文字はインパクト大でした。

 

・創造学園(私立)

塚原高校→塚原青雲高校→創造学園と名前が変わっているが、2000年に入ってから、2001年、2004年と2度甲子園出場している。

2007年には選抜にも出場しており、コアな高校野球ファンなら知っているレベルと言った感じ。

実力は県内でベスト8、4ぐらい。

 

・東京都市大塩尻(私立)

こちらも高校時代に対戦経験あるのだが、上田西と同じで普通レベルの学校でした。

当時の印象としても上田西と遜色なく、センスの良い選手が1、2人ほど。

2011年に甲子園初出場してから徐々に力をつけてきています。

 

以上が私が勝手に選んだ長野県の強豪校紹介でした。

現在は上記の松商学園、佐久長聖、が1番甲子園に近い争いをしている感じです。

しかし、後で詳しく紹介するのですが、この2校以外の高校は常に長野2強の勢力図を大きく変える「下克上」を起こす可能性を持っています。

 

2017年の長野県を牽引する選手達!

ここからは2017年の長野県を引っ張る注目選手達の紹介です。

 

・小諸商業 高橋 聖人

流れるようなフォームが美しいです。常時140キロを超える直球が魅力。

身長170センチの小さな巨人!

そのフォームをご覧ください。

 

 

・上田西 工藤 陽平

 

勢いはスゴイがちょっと力み過ぎている感じがします。MAX145キロの直球で押していくタイプ。

 

動画はこちらです。

 

・佐久長聖 塩澤 太規

直球、変化球共に長野県内トップレベルです。

全国で勝ち抜くにはまだもの足りないレベル。

動画は探したのですが、ありませんでした。

 

 

以上が注目選手達です。

正直なところ長野県は毎年のように目玉選手!というレベルの選手が出てこないです・・・

しかし、大学に行けばレベルアップしてプロも行ける可能性を秘めた選手はいます!

まだ発掘されていないだけ!のはず・・・

 

2000年〜現在までの長野県の夏の甲子園出場校

それではさっと2000年〜現在までの長野県の夏の甲子園出場校をまとめました。

目を通していただければ幸いです。

 

・2000年(82回大会)松商学園(32回目)

・2001年(83回大会)塚原青雲(2回目)

・2002年(84回大会)佐久長聖(4回目)

・2003年(85回大会)長野工(初)

・2004年(86回大会)塚原青雲(3回目)

・2005年(87回大会)松商学園(33回目)

・2006年(88回大会)松代(初)

・2007年(89回大会)松商学園(34回目)

・2008年(90回大会)松商学園(35回目)

・2009年(91回大会)長野日大(初)

・2010年(92回大会)松本工(初)

・2011年(93回大会)東京都市大塩尻(初)

・2012年(94回大会)佐久長聖(5回目)

・2013年(95回大会)上田西(初)

・2014年(96回大会)佐久長聖(6回目)

・2015年(97回大会)上田西(2回目)

・2016年(98回大会)佐久長聖(7回目)

 

2000年〜2008年はちょくちょく入れ替わりはあるものの、松商学園の強さが際立ちます。

しかし、2009年〜2013年の5年間は4校も初出場校があります。

その中でも上田西は2013年の初出場からすぐ、2015年の甲子園にも出場し力を発揮しています。

他の甲子園初出場校も以前までは松商学園の分厚い壁に弾かれていましたが、近年は春季大会、秋季大会でも互角の戦いを繰り広げ、長野大会の上位に食い込んできています。

長野県では今まさに「下克上」が起きようとしています

松商学園の天下も危ういかもしれません。

 

こぼれ話 松商学園は県内では強豪、甲子園では古豪?

長野県内では圧倒的な存在の松商学園ですが、全国的には松商学園の強さは完全に過去のものです。

甲子園イコール松商学園と言っても過言ではないのですが、強いの?と聞かれると、う〜んってなります。

正直20代の私からしてみれば、毎年甲子園には出ているけど1回戦負け、良くて2回戦という印象です。

というのも松商学園の全盛期は大正〜昭和1桁の時代です。

その頃は甲子園で優勝、準優勝するほどの強さを誇っていました。

ですが、その時代をリアルタイムで見ていた人はもうほとんどいない・・・

そう考えると、長野県内では強豪、甲子園では古豪というのも納得いきます。

そろそろ「甲子園の古豪、松商学園復活!」なんて新聞記事を見たいですね。

 

まとめ 長野県は「下克上」時代!

長野県は今、もっとも甲子園予想が難しい県です。

絶対王者の松商学園に追いつく北信越大会常連の佐久長聖、長野の新星、上田西、長野日大etc..

松商学園が長野のトップを死守できるのか!?

佐久長聖が新たにトップの座を奪うのか!?

それとも新たな強豪校が現れるのか!?

それは誰にも分かりません。

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